樹木葬と散骨は、同じものではない
樹木葬は、墓地に焼骨を納めるお墓の形で、海や山などへの散骨とは区別して考えます。墓地、埋葬等に関する法律第4条は、焼骨の埋蔵を墓地以外の区域で行うことを禁止しています。自宅の庭や所有する山なら自由に埋められる、という意味ではありません。墓地の許可・管理主体と納骨の手続きを確認してください。
骨壺のまま納めるか、袋などに移すか、土に接する形かは、霊園とプランによります。「自然に還る」という言葉だけでは実際の方法はわからないため、図や現地の説明で聞きます。
共同区画・個別区画と、期間を読み分ける
ほかの方の遺骨と一緒に納める共同区画と、一定の期間は個別に納める区画などがあります。個別区画でも、期間終了後に合祀する契約があります。個別期間が何年か、その年数を契約時・最初の納骨時・最後の納骨時のどこから数えるのかを確認します。
夫婦や家族で契約する場合は、納められる人数、追加納骨の費用、後から亡くなる人の扱いが大切です。個別期間を残したい事情がある場合は、延長の可否と費用も聞いておきます。
「管理費なし」でも、追加項目を確認する
樹木葬の支払いには、区画の使用、納骨、供養、墓誌・彫刻などが含まれる場合と別の場合があります。毎年の管理費が不要でも、すべての追加作業が無料になるとは限りません。使用人数と条件をそろえた税込の総額を確認します。
- 納められる人数と、追加納骨の条件
- 個別期間と、終了後に合祀する場所
- 納骨作業、法要、彫刻・墓誌の費用
- 毎年の管理費、期間延長、解約の条件
- 契約者が亡くなった後に連絡する人と手続き
合祀後の取出しと、墓参りのしやすさ
合祀してほかの遺骨と一緒になると、個人の遺骨を取り出せない条件が一般にあります。将来別のお墓へ移したい可能性がある場合は、合祀する前の取出し可否、時期、費用を必ず契約書で確認してください。
見学では、駐車場から区画までの歩きやすさ、段差、季節の天候、花や線香の扱い、開園時間も見ます。自分だけでなく、将来お参りする家族が無理なく通えるかを考えます。
よくある疑問
樹木葬なら、ずっと個別のお墓ですか?
一定期間後に合祀するプランもあります。個別期間、起算日、終了後の扱いを契約書で確認してください。
管理費がないなら、追加費用もありませんか?
納骨、彫刻、法要、延長などが別料金の場合があります。毎年の管理費と作業ごとの費用を分けて確認します。
お墓・供養についての相談は、つばさ公益社へ。