まず医療側の確認を受ける
反応がない、呼吸がいつもと違う、状況がわからないなど、救命が必要かもしれないときは119番へ連絡します。電話口の質問に答え、指示を受けてください。葬儀社への相談を先に行って、医療への連絡を遅らせないことが大切です。
在宅で看取りの方針を決めている場合は、主治医や訪問看護から渡された連絡手順を確認します。夜間の連絡先も含め、療養中に家族で共有しておくと、そのときに探し直す負担が減ります。
反応や呼吸の異常があるときは、情報を読み続けるより119番への連絡を優先してください。在宅療養中に医療者と看取りの連絡手順を決めている場合は、その手順に従います。
確認が済むまで、独自に移動を進めない
急な死亡や事故など、状況に応じて医師・警察による確認が必要になることがあります。誰に連絡するか、移動を始めてよいか、書類はいつ受け取れるかは、その場の担当者の指示を受けてください。
確認前に葬儀の日程を確定させると、親族への案内をやり直す場合があります。最初の連絡では「詳細は確認中」と伝え、搬送できる見込みがわかってから次の予定を調整します。
自宅に安置する場合の確認
故人を自宅に安置する場合は、寝具のある場所だけでなく、搬入経路や面会のしやすさを葬儀社と確認します。集合住宅や階段のある住まいでは、必要な人員・機材や管理者への連絡が変わることがあります。
- 入口、廊下、階段から安置する部屋までの動線
- 家族が付き添う時間と、来訪を受け入れる範囲
- 搬送・処置・保全・再搬送の費用
- 火葬まで日数が延びた場合の追加費用
自宅を使わずにおくる選択もある
家族が遠方に住む、部屋の確保が難しい、自宅への弔問対応を減らしたいという事情なら、施設への搬送と安置を相談できます。施設の空き、面会可能な時間、付き添いの可否を確認し、自宅に戻すかどうかを家族で決めます。
自宅で亡くなった場合でも、自宅で葬儀を行うことが決まるわけではありません。故人と過ごす時間、家族の負担、費用の三つを、葬儀社に具体的に伝えましょう。
医師などの確認後に葬儀社へ伝えるメモは、「自宅の住所・入口」「医療側から受けた指示」「希望する安置先」「家族が面会できる時間」の四つから始められます。葬儀の形式は未定でも、まず必要な搬送と安置の範囲を整理します。
よくある疑問
自宅で看取った後、すぐ葬儀社に連絡してよいですか?
まず主治医など、療養中に決めた連絡先へ相談してください。医師の確認や書類、搬送できる時刻の指示を受けてから、葬儀社との手配を進めます。
自宅に戻さず、施設に安置できますか?
施設の受入れ条件と空きによります。面会、付き添い、安置日数、再搬送の費用をあわせて確認してください。
搬送や葬儀についての相談は、つばさ公益社へ。